会議のメンバーたちと初対面について
ミーティングには毎回同じ顔ぶれであることは珍しく、初対面の人が多かった。自助グループにはじめてくる人々は、自助グループというものがどんな人々の集まりでどのような活動をしているのか見当もつかないと言った。<なんか先生みたいな人がいて、講義形式でやっているのかと思ってました。ノートとったりとか。>
よって自助グループでのミーティングは自己紹介から始まることが多い。どこから来たか、趣味は何か、どんな仕事をしているかといった日常的なものから、どのように「自助グループ」を知ったか、摂食障害歴など症状に関わることを開口一番言う人もいる。名前はフルネームで言う人もいれば、下の名前のみ言う人もいる。
「自助グループ」では関わっている人すべてを「かなりあちゃん」と呼んでいる。その「かなりあちゃん」が自らを「摂食障害者」と自己紹介するかは、見えない「嘔吐」のボーダーが存在するように見える。
